宇都宮自治会シンポジウム第3回
次世代担い手の掘り起こしと宇都宮市の地域コミュニティの未来
宇都宮自治会シンポジウム
メインテーマ「自治会×〇〇」
東部ブロック(第3回)テーマ
「次世代担い手の掘り起こし」
会場:東市民活動センター(宇都宮市)
私は、一般社団法人コミュニティ・コネクト・ラボ代表理事としてコメンテーター登壇しました。
活動の背景は、こちらでも紹介しています。
コミュニティ・コネクト・ラボ(紹介):https://note.com/cocolab_o/n/n0b0da08b63f1
本記事では、宇都宮市の自治会が直面する課題と、若年層参画の可能性、そして持続可能な地域コミュニティ設計について整理します。

宇都宮市の自治会が抱える課題
宇都宮市内の多くの自治会では、
・高齢化
・担い手不足
・若い世代の参加減少
・行事運営の負担増
といった課題が顕在化しています。
しかし今回のシンポジウムで共有されたデータから見えてきたのは、
宇都宮市の若い世代は無関心なのではないという事実でした。
30代・40代の多くが
「機会があれば自治会活動に参加したい」と回答している。
問題は“意思”ではなく、参加の入り口設計にある可能性が高いのです。
今泉地区の実践|宇都宮市における若手参画モデル
今泉地区では若手主体の組織を立ち上げ、
・自治会ホームページ整備
・多言語対応による情報発信
・PTAとの連携
・若手主体の行事運営
を実施。
宇都宮市の地域活性のヒントは、ここにあります。
特に印象的だったのは、**「困っていることを隠さなかった」**こと。
人手不足や設営の負担を共有した結果、若い世代が自然と関わるようになった。
これは、宇都宮市における自治会再設計の重要な視点です。
平石地区の実践|体験が生むコミュニティ再生
平石地区では「みや祭り50周年」を契機に、
・21自治会横断連携
・世代横断の梵天づくり
・退会者へのカムバック施策
を実施。
ここで見えたのは、人は正論ではなく体験で動くということです。
宇都宮市のまちづくりにおいても、理念だけでは人は動きません。
成功体験の共有が、若年層参画を生み出します。

強い結束より“ゆるやかな接点”|宇都宮市の自治会再設計
ディスカッションでは「つながりの定義」が問われました。
私は神輿の例えを出しました。
全員の名前を知らなくても、目的が一つなら担げる。
宇都宮市の自治会も同じです。
強固な組織構造より、まずは**“安心して立てる入口”**。
これが、宇都宮市の地域コミュニティ持続性を左右する鍵になります。
なぜこの視点を持てるのか
私は現在、宇都宮市を拠点に
・リユースショップの運営
・家財整理サービスの展開
・うつのみや還元プロジェクトの実践
・ラク活講座の開催
を行っています。
宇都宮市の家財整理現場では、高齢化や孤立が地域課題を深刻化させている実情を見ています。
リユースの現場では、モノの循環が止まると人の循環も止まることを実感します。
うつのみや還元プロジェクト:https://axia-8.com/2022/10/1728/
ラク活講座(参考):https://u-kazaiseiri.com/works/260210/
これらの実務を通じて見えてくるのは、
自治会は単なる町内組織ではなく、宇都宮市の地域インフラの一部だということです。
防災/高齢者支援/子育て環境/地域安全/情報伝達
これらすべてが、自治会機能と密接に関わっています。
担い手問題は、人材不足ではなく接点不足と設計不足。
そう捉えています。
なお、私は株式会社AXIAの事業として地域に根ざした実務にも携わっています。
会社概要:https://axia-8.com/about/

宇都宮市の地域活性に必要なこと
これからの宇都宮市の地域活性に必要なのは、
正しさより余白。
役割より体験。
義務より参加動機。
若い世代は参加しないのではなく、参加の入口が見えないだけかもしれません。
自治会は「守る組織」ではなく、宇都宮市の未来をつくる場になれる。
世代を越えて、ゆるやかにつながるコミュニティへ。
今回の宇都宮自治会シンポジウムは、その可能性を感じる時間でした。

次回開催情報(西部ブロック 第4回)
宇都宮自治会シンポジウム
西部ブロック(第4回)
テーマ:「新しい取り組みの始め方」
日時:2026年2月24日 14:00〜16:30
会場:姿川地区市民センター(宇都宮市)
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https://axia-8.com/category/chiiki/
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https://axia-8.com/contact/